ベリーダンスの歴史
踊りの特徴
代表的な動き
ベリーダンスで使用される音楽
衣装

◆ベリーダンスの歴史

ベリーダンスは女性の曲線的な美しさを最大限に表現するエキゾチックで官能的なダンスです。

腹部や腰をくねらせて踊るため、欧米ではBelly(=腹部)Dance、
またはオリエンタル・ダンスと呼ばれるようになりました。

アラビア語ではRaks Sharki(=東方の踊り)ラアス・シャルイ、
またエジプトではバラディ(=国産の、自然の)と呼ばれます。

ベリーダンスは世界最古の踊りと言われ、その起源や発祥の地については様々な説があります。
インド・ラジャスタンのジプシーの踊りが元になっているという説やオスマントルコに始まり、
母体信仰を起源として古代オリエントの時代より連綿と続く女性特有の踊りで
その後400年のオスマントルコによるアラブ支配の中でアラブ全域に広がったのではないか
という説などがあります。
オスマントルコの王宮の奥深いハーレムに仕える女性達が、絵画などにも残されています。

ベリーダンスが踊られている地域は、エジプト、トルコ、レバノンなど
現在のイスラム圏にほぼ相当しますが、イスラム教とは関係がなく
イスラム以前のもっと古い文化のものです。

イスラム園で踊られていたベリーダンスはその後、インドから来たジプシー達によって各地に伝えられ、フラメンコなどに発展したといわれています。
近年では女性の体に適した健康的な踊りといわれ、アメリカやヨーロッパそしてブラジル、
日本でもその人気は広がっています。


◆踊りの特徴

地面を踏みしめて、頭の安定を保って腰、胸、お腹をくねらせて踊るのが特徴です。
頭の安定を際立たせる技として、頭に物(壷、剣、ろうそく)を乗せて
踊ることもあります。

その他、布(ヴェール)を廻しつつ踊ったり、ステッキを使ったり、サガード、
ジルという小さなシンバルを打ちながら踊ったりと様々なスタイルがあります。


◆代表的な動き

【アイソレーション】
腰、胸、首などを、ばらばらに動かすのが特徴。

【シミ(シュミ・ラーシャ)】
腰 左右を交互に上げ下げする。
肩 上半身を動かさずに肩を左右前に押し出す。

【アンジュレーション】
お腹を序所に膨らませたりへこませて波打たせる。


◆ベリーダンスで使用される音楽

ダルブッカという太鼓がリズムの要となり、その上に弦楽器ウード、笛ミズマル、バイオリン、
オーボエなどがメロディを奏でる独特の変拍子や音色の楽曲が使用されます。
歌が入った曲も使用されます。


◆衣装

【キャバレースタイル】
ビーズや輝く飾りを沢山つけたゴージャスでセクシーなスタイル。
ブラ&ベルト&スカートにハーレムパンツを合わせたスタイル、ワンピースタイプがあります。
アームバンド、ヘアバンドなどを同系色、同素材で揃えたりします。
エジプトではお腹や足を見せることをタブーとする説もあるようで、お腹を薄い生地でまとったり、
スカートを二重に履いて回転した時に足が見えないようにする場合もあります。

その他、刺繍が施されたハリージとよばれるワンピース型の衣装などもあります。

【トライバル・スタイル】
チョリの上にコインの付いたブラを重ね、ハーレムパンツ又は
10ヤードスカート(裾廻りが9・14メートルある切り替えのあるギャザースカート)や
裾廻りの広がったスカートなどを合わせます。
黒・赤を基調とすることが多いようです。

最近では特に決まりにこだわらず、ダンサーの個性を表現した自由な装いも見受けられます。


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